3月9~10日「でんしゃであそぼう!」レポート
2019年3月9・10両日に大倉山で行われた「でんしゃであそぼう!」というイベントのプラレールレイアウトの設営のお手伝いに行ってきたのでそのレポートです。
ロの字型の建物をぐるっと回るレイアウト
今回行われたイベント「でんしゃであそぼう!」は横浜市大倉山にある「大倉山記念館」という施設で行われました。戦前からある由緒ある建物だそうです。今現在では美術品の展示や音楽会の開催に使われている施設です。
このイベントでは記念館の中のギャラリーと呼ばれる部屋を使いプラレールレイアウトを組み立てました。組み立てるのは松岡純正さんですが、主催が別の団体(I♡NET、あそびい横浜)であるため、名称が異なっているみたいです。中身は2時間の時間制限がある以外は普通のプラフェスでした。
なお、ここでプラフェスまたはそれに準ずるものが執り行われるのは2回目です。1回目は私は一般参加しました。
ギャラリーはロの字型をした回廊になっており、歩いていけばぐるっと一周して元の場所に戻るような構造をしています。建物の中央は中庭になっているのが特徴的です。
当日は余った部品を活用して子供たちが自由に線路を繋げられるようにしていました。
それではレイアウトを見ていきましょう。
まずギャラリーに入ると巨大鉄橋がお出迎え。建物内の高低差を利用した鉄橋が子供たちを歓喜させます。
赤と水色のコントラストがこれまた美しい。
今回の展示室はロの字という特殊な形をしているため全体の俯瞰は出来ませんが、その代わりに建物の四隅にこのようなタワーレイアウトが飾られました。
特に豪華だったのは下の方のタワーレイアウトで、子供たちが盛んに車両を走らせては親御さん方が目いっぱい写真を撮っていました。
特にこの手のオブジェはみんな気になるらしく、お父さんお母さんは興味津々で写真を撮っていました。アートです。
他にも線路上には沢山の車両が置ける車両基地もありました。ただ、普段のプラフェスと違ってあまり車両が置かれていない印象。今回は完全に子供向けイベントだったこともあり、巨大円形レイアウトをひたすらに走らせる子が多かったみたいです。
私は主に転車台近辺のレイアウトを担当しました。複雑で大変でした…。あまり経験のなかったことなので非常に勉強になりました。
蛇足ですが上の写真のうち車両基地レールを繋げて放射線状にレールを配置している車両基地は「ナスカの地上絵」と呼ばれています。たしかにそれっぽいw。
ちなみにこの大鉄橋、子供たちが横を通ることで橋脚が崩壊しそれを見よう見まねでお父さんやお母さんが必死に直していったために2日目の片付け1時間前に来た時にはなかなか大変なことになってました(笑)。
ですが、元のレイアウトが良かったのか全体が崩壊することなく無事にイベント終了まで車両を走らせることが出来ました。
私は片付け要因として2日目の終盤にイベントに行かせていただいたのですが、子供たちがとても楽しそうに車両を走らせていました。やっぱり、こういう子供たちの嬉しそうな姿を見ると「レイアウトを組んで良かったな」と思います。
というわけで今回は「でんしゃであそぼう!」で設営されたプラレールレイアウトについてでした。主催のI♡NET様、あそびい横浜様、組み立て担当の松岡純正さん、楽しい場を提供していただきありがとうございました。