圧巻!プラレール東京地下鉄完全再現
学校が今休暇期間です。やっほう!多分人生最後の長期休みだぁ!
いやぁ…、多分人生でここまで長く時間が取れるのって定年までないんだろうなぁ…。来年度は4年生だし…。今のうちにやれることやっちゃいますよ。
というわけで今回は1月12~14日の間に行われた展示会プラフェスの企画「東京地下鉄完全再現」についてのレポート記事です。
プラレールで東京メトロ・都営地下鉄全路線を再現
その名前の通りプラレールだけで東京の地下鉄の路線を再現してしまおうというものです。松岡純正さん主催の企画で山手線全駅再現、ソドー島全駅再現に続く企画として行われました。
会場は通常のプラフェスの約3倍のスペースを貸し切り、その中で東京メトロ・都営地下鉄線の線路を駅数はもちろん高低差も含めて表現していました。
その写真がこちら。
はっきり言いましょう、滅茶苦茶すごいです。あまりにも巨大なのはもちろん、複雑怪奇な東京の地下を余すところなく再現しているのですから。ちなみに東京メトロ・都営地下鉄を合わせた全駅数は285です。想像するだけでおぞましいですね。3日間をかけて制作されました。
ちなみにこれでプラフェスの通常の遊戯スペースありますからね。松岡さんの根性に脱帽です。
高低差や連絡線まで再現したこだわり
この東京地下鉄全駅再現についてですが、本当に細かい!
先述した高低差はもちろん新橋駅の幻のホームや霞が関ー桜田門間の千代田線と有楽町線を結ぶ連絡線まで再現されており、そのガチさに驚かされます。
都営三田線・浅草線の三田駅。個人的に一番興奮したところです。三田駅はたまにお世話になる駅なので。
そうですよ、こんな風に上下線が二層構造になっているんですよ!
ただ駅を置くだけじゃだめ。そんなこだわりが感じられました。
こちらが新橋駅。新橋駅の駅名札が貼られているのが浅草線ホームで上に設置されているのが銀座線ホームなのですが、銀座線ホームの左上に駅舎があるのが見えます。これが銀座線新橋駅の「幻のホーム」と言われるところ。現在は留置線として使われています。こんなところまでちゃんと表現してあるのだからすごい。
そしてこれが有楽町線と千代田線を結ぶ隠れた地下鉄「8・9号連絡側線」。有楽町・副都心・南北線の車両が定期検査などで千代田線を伝って綾瀬車両基地に行くときに用いられる線路です。
このプラレールでもこの連絡線を伝って千代田線ー有楽町線を行き来出来てしまうのだからたまりません。
他にも市ヶ谷付近などはとんでもなく入り組んだ構造になっており、その再現の難しさを感じさせます。生で見たときよりも今ゆっくり写真を見返した時の方がより一層その複雑さを理解できます。こんなにとんでもない構造だったのか…(汗。
これを見ていると東京近辺の地理の勉強になりそうです。
展示ケースも見てみよう
今回私が行ったのは3日間のプラフェスのうちの最終日の3日目。この日は来場者が自由に地下鉄ジオラマの中に入ることができ、そのレイアウトを写真に収めることが出来ました。
一方の1・2日目はジオラマの周囲にはロープが張られ、中に入ることは出来ませんでした。その代わり、LaQというブロックで出来た沿線の観光名所の模型が置いてあったのです。
3日目にはそれらがプラザノーズの展示ケース内に移動していました。それがこちら。
…すごい。
この作品は浅川直樹さんというLaQで模型製作をされている方が提供された作品だそうです。1・2日目はジオラマ内にそれぞれ実際に存在する位置に置かれていました。3日目は行き来自由ということで展示ケース内に避難させていました。スカイツリーと国会議事堂の迫力は半端じゃないです。
他にも東京メトロの乗務員等が訓練を受ける訓練線もきちっと再現されておりました。これも1・2日目はジオラマ内にあったはず。なんというマニアックなところを、最高じゃないですか。
面白いことに鉄道博物館のミニ運転列車の配線まで再現されていました。まさかのサプライズw。
その他見どころ
他にも書きたいことはいっぱいあるのですが、そうなるといつまでたっても終わらないので最後は写真でご覧いただきましょう。
人形町駅付近
最後は片付けをしておしまい。片付けは私も参加しました。ここにあの巨大レイアウトが敷き詰められていたと思うと感慨深いですね。
というわけで今回はプラレールによる「東京地下鉄完全再現」のレポートでした。
最後に私が持ってきた三田線の車両の写真でも。レアなプラレールなので周りの人からすごい写真を撮られていました。嬉しかったです♪