2019年12月8日相鉄・JR直通線探訪録-JR埼京線編
大分時間が空いてしまいましたが、相鉄・JR直通線探訪録の最終回となりました。前回で羽沢横浜国大駅を見物しましたが、今回はその新駅を出発して新しくなった埼京線に乗ったお話です。
1駅15分(トイレ無し)という狂気
眺め尽くした新駅。都会に比較的近い駅ながら、電車の本数が30本に1本とかなり少ないです。それを逆手にとってゆっくりと駅舎を見学しましたが、間もなくJR埼京線に直通する電車がやってきます。
来ました。相鉄12000系です。相鉄線をJR車で乗った後は、JR線を相鉄車で乗り通します。これは私が密かに願っていたこと。運が良かったです。
それではJR線の旅スタートです!にしても前面展望がカオス。
相鉄の新しい顔、12000系の車内です。シックなグレーで纏められており、シンプルながら上品な環境に仕上がっていました。E233系やE231系の牙城である東京のJR線内では、良いアクセントになっています。
車内探索の内に列車は新宿駅に向かって走っていきます。うーん、やっぱり1駅15分間は狂ってる。近郊路線じゃあるまいし。
元々貨物線だった線路を流用して出来た路線なので、貨物列車の車両基地など、普段の通勤路線からは見ることの出来ない独特の設備を眺めることが出来ました。
長い旅も終わり武蔵小杉駅に到着。少し長い時間停車していたので、外に出てちょっとだけ撮影しました。
車内から横を走り抜ける新幹線も撮影。よくよく考えたら、埼京線が東海道新幹線と併走する唯一の区間ではないでしょうか。しかもその新幹線は相鉄の車両から眺めるという。
武蔵小杉駅を後にして、大崎駅に向かいます。こちらでも車両基地など独特の線路設備を眺めることが出来ました。
大崎駅に到着しました。ここで12000系とお別れです。最後にちゃっかり埼京線を走る3社3形式の電車を一枚に収めることが叶いました。なんだか新時代を感じさせる構図ですね。
乗車位置表も新しくなっていました。湘南新宿ラインに相鉄線直通が加わった形になりますね。
こんな列車もパチリ。埼京線E233系海老名行き。埼京線で神奈川の中程まで行けるというのも、パラレルワールド感がありますね。いずれ馴染んでいくのでしょう。
おまけ・あらゐけいいちの机の机の上にあった紙展
おまけとして、大崎から秋葉原に向かいました。地味にこれが山手線E231系500番代の乗り納めになりました。もっと写真撮っておけば良かった(´・ω・)。
秋葉原駅に到着、目的はとある企画展。
秋葉原駅のまんだらけにてあらゐけいいち先生の漫画のネームやラフなどを展示する個展が開催されていたので、見に行ってきました。
こじんまりとした展示でしたが、あらゐ先生の息遣いを感じるのには十分な内容でした。憧れの漫画家の生のネームを見れたのが嬉しい!
限定グッズも購入。Tシャツがかわいいのでここぞという時に着ていきたいです。
以上、相鉄・JR直通線の探訪録でした。
最後の大手私鉄としてついに都心への乗り入れを実現した相鉄。直通のために新しく路線も用意され、東京の副都心に新しい風を入れてくれました。このブログが公開される頃にはもう馴染んでいるかもしれませんが、やはり相鉄線が東京を走る姿はどこか新世界なものです。
2022年には東急目黒線との直通運転も果たす相鉄。2020年現在、相鉄は東京の路線網の形を変えようと大きな力を発揮しつつあるのです。
相鉄が東京都民にとって馴染みの深い存在になる。そんな日も遠く無いでしょう。