スターアイランドさんのexe.gameをやる-13 ~Memory.exe(4)~
ついにMemory.exeの正規ルート紹介も最終回です。
第1弾の「Children.exe」から4年。ついに終結するスターアイランドさんのexe.game。その壮大な物語はどのようにして終焉を迎えるのでしょうか?
スターアイランドさんのYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCcO6BOPrvZ72iFxptHxovzQ
最強にして最悪の相手、まさみ

前回のヴェンによって洗脳されてしまったまさみ。前世が悪魔の家系に生まれた人間だったたこともあってか、まめすけくん達は苦戦を強いられていました。

必死の呼びかけも通じず絶対絶命の4人。


途中でまさみの意識が少しだけ戻り彼女は自分のやっていることに抵抗感を持ち始めますが、結局はヴェンの働きかけで元に戻ってしまいます。
もはや打つ手なし、ここまでかと思いきや。


ジェンビュー、すみれちゃん、雪子さん、ドロップ、セレーネ、影楓の6人が登場。間に合ったみたいです。
魔法の存在する島で育った4人と天界で姫として研鑽を積んできた雪子、そして即席ながらも魔法を使えるようになったすみれの強力布陣でまさみに立ち向かいます。

ネタバレになってしまいますが、この対まさみ戦がMemory.exeにおけるラスボス戦になります。
戦闘の方針としてはすべてのキャラクターが攻撃系の特殊技能を備えているので6人でひたすらに強力な特殊技能でまさみを叩いていくことになります。

しかし、攻撃力が高い分すぐに全キャラが息切れをおこしやすいです。またまさみの攻撃力は総じて高いのでドロップやすみれちゃんなどのHPの低いキャラはすぐに戦闘不能になります。「エリクシール」という全キャラクターのHPもSPも全快させ、戦闘不能も復活させるアイテムを積極的に使いましょう。なお、「かんたん」でも必ず1回は使うことになります。それほどまさみは強力な敵です。
このまさみ戦が最後の戦いです。アイテムの出し惜しみをしてはいけません。

そして戦闘に勝つとまさみは元に戻ります。やりました。
善悪を超えて

まさみが倒されるという事態を飲み込めないヴェン。

追い詰められてもなお、人間に対する復讐を果たそうとします。誰かの体を乗っ取り奪おうしますが…

それに選んだのはすみれちゃんでした。なんでもすみれちゃんが一番弱そうだからとのこと。確かにすみれちゃんは復活して間もなく、魔法が使えるようになったのもつい数時間前のことです。
だからこそ仮に乗っ取れたとしても馬力不足のように思います。後々訓練して能力を補填するにしても時間がかかるでしょう。その隙にやられてしまうことも考えられます。
一見ヴェンの隠し手にも見えますが、実際にはかなり追い詰められていたことが分かります。

そんなヴェンからすみれちゃんを庇うまめすけくん。まめすけくん、お前こそ男だ。

しかし、相手が弱っているとは言え簡単に太刀打ちは出来ず突き返されてしまいます。そこに現れたのは…。

ヴェン、まさみの共通の妹ヒカルでした。
なんでもゆみちゃんがNightmare.exeで彼女を助けたことでそれの恩返しに天界からわざわざ魔法を使って駆けつけてきたのだそうです。
考えてみればヒカルも悪魔の家系。ヴェンやまさみと同程度の能力を持っていてもおかしくありません。

ヒカルもどうやらこの人類滅亡計画の一員(になる予定)だったみたいです。よくよく考えてみればNightmare.exeにおけるウツコエンドがヒカルがこの計画に加わる伏線だったのでしょう。
それが正規ルートではゆみちゃんの力で阻止出来たことになります。
ゆみちゃんの力でヒカルを人間側に引き寄せることに成功したのです。



先ほどまで争っていた敵やかつての妹たちに次々と説得されていきます。
なんだろう、ここら辺の場面をミュージカルで流したらすごい似合いそう。

その善悪を超えた優しさにヴェンは涙します。今までにこんな優しい言葉言われたことなかったんだろうなぁ…。ようやく自分を認めてくれる人達が現れて今までに抑えていた思いが爆発していきます。
ヴェンもこじれてしまっただけで本当は普通の男なのでしょう。

最後にヴェンの本名が明らかになります。彼の名前は「大月勉(おおつきつとむ)」。ヴェンの二つ名は勉→ベン→ヴェンという格好で付けた名前みたいです。

自分の過ちを受け入れたヴェンこと勉。彼は贖罪になるかは分からないが、この何もない空間に居続け神様に許してもらうのを待つと言います。




そして勉はかつての妹とその仲間たちを元の世界に帰し、物語は幕を閉じますが…。
最後に現れた刺客

まさみだけ元の世界も戻っていませんでした。というのも…。


勉、まさみ、ヒカルの兄で長男のリーパーがまだ残っていたのです。すっかり忘れてた。
ヒカルどころか勉までも人間側に寝返らせてしまったまさみを殺そうと企んでいたのです。
そりゃ自分だけ差し置いて弟妹がワイワイやっていれば僻みたくもなるわな。

自分が人間たちに持つ恨みを全てまさみにぶつけようとします。そしていよいよまさみを殺そうとしますが…。


寝ているまさみにまめすけくん達4人が声援を送ります。「目を覚ましてくれ」「あなたのおかげで助かった」のだと。

すべての準備を終えまさみに手をかけようとしたリーパー。ですが、

まさみはリーパーの呪いを振りほどきました。かつての兄に背を向けて死の世界を飛び出していきました。


無事まさみも元の世界に帰還。これで全員が救われました。
ダイヤ島、星蘭町、そして世界に平和が戻りました。まさみの人生ループもこれでおしまいです。
しゅう、まめすけ、ゆみ、たかこ、まさみ、雪子、ドロップ、影楓、ジェンビュー、すみれ、セレーネ。彼彼女らのうち誰かが抜けていたら成しえなかった世界の平和。
最終的に何人かの犠牲は出てしまいましたが、まさみは子供たち4人を救い、さらにすみれちゃんや雪子さんを復活させることに成功しました。
誰かを救いたい、誰かを幸せにしたい。その思いが一つにつながり守ることが出来た平和。まさみはもちろん、主人公として奮闘してきたしゅうくんら4人には本当に幸せな人生を送って欲しいです。
スターアイランドさんのexe.gameはここで幕を閉じます。細かい伏線などはバッドエンド及び副編で判明することになりますが、メインの物語はきれいに終焉を迎えました。

詳しい感想は後日改めてお話しますが、本当に面白かったです。
私がスターアイランドさんを知ったのはつい半年前くらいなのですが、スタアイさんが自作ゲームを作りご自身で実況されているのを見て、最初は「どうせ同人ゲームだろ」と思っていたのですが、実況動画を見ていくにあたりその世界観に引き込まれていきました。そして3作目となるNightmare.exeは実況を見ずにまっさらな状態から始め結果完全にドツボにはまりました。
その世界観は予想よりもずっと広く、そしてぎゃふんと言わせる展開が続き、「これ金払っていいレベル」と思わせたゲームでした。
本当にタダでやらせてもらうのがもったいないくらいでした。まあ、お金は入れたいのでスタアイさんの動画を見続けます。私に出来るのはそれくらいです。
と言うわけで今回はMemory.exeの正規ルートの最終回でした。次回はMemory.exeのバッドエンドを2回に分けて紹介し、次におまけについて軽く1回で、最後に総評としてChildren~Memoryに至るまでのスタアイさんのexe.gameの感想を述べさせていただこうと思います。
それでは次回火曜日にお会いしましょう。
Memory.exeダウンロードページ
https://freegame-mugen.jp/adventure/game_7751.html(通常版)
https://elog.tokyo/adventure/game_531.html(R-18版)

Memory.exe公開時に制作したお祝いイラスト。Twitterにて投稿済み。

コメント
プレイした際、戦闘に集中しすぎてヒカルちゃんのことをすっかり忘れてしまって、ヒカルちゃんが出てきた時困惑してましたw
それと、まさみがリーパーの死の世界から逃げる時のあのセリフ「本当に、お前らしいな!」って思いました!
ラストはまさみが目を覚ますと同時に、涙が滝のように出てきました…
そして、しゅうくん達にはもう二度とこんな事件に巻き込まれたりせずに平和に暮らして欲しいですね!
スタアイさんの.exeシリーズは無事に完結しましたが、やっぱり終わってほしくないって思いがあります…私がスタアイさんのことを知ったのは、約1年前でその頃は自作ゲームを作っていることすら知りませんでしたが、ある日、興味本位でその動画を見てみたら、完全に沼にハマっていましたw実は初めてPCでプレイしたDL専用ゲームもスタアイさんの.exeシリーズでした。スタアイさんの動画で内容は全て知っているはずなのに、「こんなに感情が揺さぶられるゲームは初めてだ」って思いましたよ。(Memory.exeに関しては自然と涙が流れるくらいですからね)本当に、スタアイさんに色んな意味で感謝しかないですよ。(スタアイさんがいなかったら下手したら多分…私、いなくなってかかもしれませんし)
>>1
あすくさん。いつも記事を見てくださりありがとうございます。
コメントがいつも以上に長いw。どこから答えていけばいいのか。
スタアイさんのexeシリーズの物語って本当に出来過ぎてますよね。とても非商業作品とは思えないくらいの完成度で、正規ルート完遂時の達成感は半端じゃなかったです。
一人ひとりの感情や背景が複雑に絡み合い、それが一つに収束していく様は本当に美しいというか、いっそアニメ化しても十分やっていけるんじゃないか、そう思えるような物語だったと思います。記憶を消してもう一回やりたい。
ヒカルもちゃんと人間を信じられるようになって、そして最後までまさみはまさみらしく目が覚めて。もっとしゅう君達の冒険奇譚を見たいという思いはありつつも、あの世界でずっと幸せに暮らして欲しい、そんな思いがこみ上げてきます。
詳しくは突っ込みませんが、あすくさんはスタアイさんに救われたのですね。そう思うと、スタアイさんは本当に立派で誇れる仕事をしたのだなぁと思います。
今度は私たちが助ける番ですね。記事を書いたりジェンビューさんになり切ったりすることしか出来ませんが、私もおまけまで記事を書き切る予定ですので、あすくさんもどうか最後までお付き合いをよろしくお願いします。