プラレール

3月21日「やしお電車まつり」レポート

 2019年3月21日に品川の八潮児童センターで行われた「やしお電車まつり」のレポートです。

プラレールのペーパージオラマが展示される個性的な鉄道イベント

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 このやしお電車まつりは毎年3月に行われる鉄道系のイベントです。ここではNゲージとプラレールのペーパージオラマが展示され、またコンテスト形式でレイアウトの評価が行われ、上位入賞者には賞状と商品が付与されます。
 ペーパージオラマとだけあって、ジオラマはほとんどが紙で制作されます。

 20数校の高校や団体の鉄道クラブがジオラマを作り、そのレベルを競い合います。

 他にも子供向けにミニ新幹線の運転やNゲージの模型運転ができるなど、まさに電車好きのために用意されたイベントだと言えます。

 では、2019年の「やしお電車まつり」を見ていきましょう。

プラレール部門

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 まずはプラレールのペーパージオラマから。プラレールだけあって可愛らしい、おもちゃ箱のようなジオラマが展示されていました。
 ジオラマコンテストでこんなにほっこりするのはなかなかない体験です。

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 個人的なお気に入りはこちらの作品。トンネルや建物を出たり入ったりし、単調な楕円レイアウトで終わらせない作品です。
 山や桜もキチンと作られているのがグッドです。

Nゲージ部門

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 お次にNゲージ部門を見てみましょう。
 プラレールとは打って変わって精巧さや作りこみを競うようなコンテストになっています。

 プラレール部門のジオラマを制作していたのは主に小学生の子でしたが、こちらでは鉄道研究会所属の高校生がメイン。その心意気は半端じゃありません。

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 個人的なお気に入りはこちら「戸越公園駅」。大崎高校の生徒さんの作品で、大崎高校の最寄り駅である戸越公園駅を紙で再現しています。
 私も1年間くらいお世話になった駅なので、見たときは興奮しました。

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 そしてこちらは天王洲アイル駅を再現した作品。モノレールまで再現されています。青稜高校の鉄道研究部の作品です。

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 このような高速道路やモノレールの高架橋も紙で再現されています。紙でしっかりとモノレールを乗っけることが出来るのですから、紙の力は侮れません。
 この作品がグランプリを受賞しました。

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 他にもHOゲージの展示やNゲージ運転体験も出来ました。屋外ではミニ新幹線に乗れるアトラクションもあったようです(来た時には閉会直前で片付けをしていました)。

 行ってみた感想としてはプラレールも侮れないなと。実はこの八潮児童センター隠れたプラレールイベントのスポットなのですが、いかんせん臨海副都心のはずれにあるようなところであり、また品川地域で活動するプラレールマニアがほぼ私だけなので、どうにも注目が集まりにくいイベントなのです。東急さんとか東京モノレールさんとか後ろに付いているのにも関わらず。
 しかし、プラレールに紙を添えて独自の世界を再現するコンテストは非常に面白い試みです。Nゲージほどの精巧さはないですが、その分自分の独創性や妄想の世界を表現でき、小学生でも気軽に参加できるようなコンテストになっています。
 これで精巧さを競うようなプラレールペーパージオラマを作る人が現れたら面白そうですがね。プラレーラーの新しい形として出てこないかなと思っています。

 というわけで、今回はやしお電車まつりについてのレポートでした。< br />

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