プラレール / プラレール運転会

5月4日~5日「鉄道模型広場 in ルミエール」レポート-2

はい、前回に引き続き「鉄道模型広場 in ルミエール」のレポート第2回です。

 今回はルミエール府中でお目見えした改造・レアものプラレールについて見ていきたいと思います。

※前回の記事はこちら

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 まずは何といってもこれ。ブルーシャークスと呼ばれる当時のトミーが2002年頃に製品化を目指していて開発が中止になった幻のプラレールです。
 もちろんこれは改造品で、500系と300系から制作したとのこと。池谷さんの作品。
 これは今回のイベントの中で一番びっくりしましたね。まさか実物の姿でこのようにお目にかかることになるとは。

 かつて幼稚園の頃「いつ発売されるんだろうな」と思いながらも結局幻に消えてしまったブルーシャークス。それが十数年の時を経て私の目の前に現れてくれました。感激でした。
 この幻を実現してしまうところこそが改造プラレールの魅力なのかもしれませんね。

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 こちらはヨーロッパの鉄道車両たち。ちょうど私、海外版迷列車シリーズにはまってまして、その関係で欧州の鉄道車両事情には少し詳しくなっていたのでこれを見たときはすごく興奮しました。

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 TGVデュプレックスに関してはその丸みを帯びたデザインが完璧に再現されており、しかも中間車に至っては連接台車が再現されているという気合の入りよう。うっとりしながら眺めていました。

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 前回のルミエールレポートでも少し言及しましたが、新幹線試験車1000形・A編成です。銀嶺さんの作品。
 めちゃくちゃリアルに作られているんですよこれ。まるで本物を見て来たかのように(当然1000形は現在現存していません)。
 それだけでもすごいのに、光前頭が光ってこれまた美しい。イベント終盤の照明落としでも一際美しくその前頭を輝かせていました。

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 個人的に見れてすごく嬉しかった作品がこれ。日光線や両毛線、吾妻線などで走っていた107系です。

 何を隠そう私がこの世で一番好きなアニメ・漫画である「日常」に出てくる電車なのです。私は勝手にこの電車のことを「日常クラスタ絶対反応させるトレイン」と呼んでいます。
 実際Twitterにこの107系の画像をあげたら29いいねが来ました。おそらく「鉄道模型広場 in ルミエール」に関するツイートの中では一番いいねをもらえたツイートです。このツイートだけは例外的に多くの日常ファンの皆様からいいねをいただきましたね。それくらい107系は日常ファンに愛されている電車なのです。

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 少し変わり種も紹介。
 こちらはプラレールではないですが、「少女終末旅行」のキャラクター・チトとユーリのフィギュアと彼女たちが物語で乗る軍用車・ケッテンクラートの模型をプラレールの貨車に載せたもの。えちごやさんの作品。

 お話を聞いてみるとすごくぴったりケッテンクラートが貨車にはまってくれるんだとか。こうやって好きな物語のキャラクターがプラレールの世界に馴染んでいると、好きなもの同士が夢の共演を果たしたみたいで嬉しくなります。

 おもちゃに囲まれた世界の中、チトとユーリは一体何を思うのでしょうか?

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 そして改造でさんざん切り刻まれた挙句行き場を失ったであろう部品たちが集まって出来たフランケンシュタイン電車がこちらです。
 不気味すぎる。

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 こちらはぺたぞうさんの一畳エリアを周回していた「グランドガイナー」の改造品。
 アイドル物のキャラクターのシルエットでしょうか?

 私はこの手の話には詳しくないのでこの車両のことを勝手に「クラブツーリズム号」と呼んでいます。だってそう見えるんですもの。ごめんなさい。

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 一日目の一部時間だけでしたが、こんなデコレーションをされたプラレールも展示されていました。ちくささんの作品。

 ちくささんはママさんプラレーラーとして活動をし始めた人で、最近ではこのようなデコレーションプラレールを制作しています。
 男ばかりのプラレールマニアの世界に新風を吹かせてくれそうですね。いいもの見れました。

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 次はこちら。一見全て昔のプラレールのように見えますが、なんと中央の赤と緑(湘南色)のプラレールは3Dプリンターで出力されたもの。空転さんの作品。しれっと廃版品プラレールのコーナーに混ぜてるのずるい。
 昔風の作品も作れてしまうのですね、改造プラレールって。驚きです。

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 もちろん、ちゃんとした廃版品も多く展示してありました。これはプラ汽車セットですね。すべてのプラレールの元祖ともいえる車両です。

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 そして会場内を疾走するJKワイパー号。

 見るたびにいつも思うんですよね。これどういう経緯で思いついたのか。作った人に一度聞いてみたいです。

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 ちなみに私もしれっと珍商品を紛れ込ませていました。それは中国で購入した「プラレールらしき何か」。中国で売られていたプラレールの形をした何かで、何故かレールが普通のプラレールと互換性がある謎の代物です。なお、おもちゃからは腐ったクレヨンみたいな匂いがします。体に悪そう。

 おまけに別のとこにはちゃんとした純正品の中国新幹線のプラレールがあるというバグ。この偽物目立たなかったなぁ。まあ、プラレールじゃないからいいか。

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 最後に、閉場後に海外車両の撮影会があったのでその写真でも。日本国外の車両だけでもこれだけ集まるものなのですね。恐るべし。
 この場には私も混ぜてもらいました。台湾高速鉄道700T型が私が今回持ってきた製品です。もちろん純正品。
 その隣にある中国新幹線ももちろん純正品ですよ、他の方が持って来た。私の偽物とは格が違う。

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 といわけで今回は「鉄道模型広場 in ルミエール」のレポート後半戦でした。もっと紹介したい車両やレイアウトはあるのですが、キリが無いのでこれくらいにしましょう。

 とにかく楽しいイベントでしたね。私としても沢山のプラレーラーの方とお話出来ましたし、凝りに凝ったレイアウトや改造車両、情景部品、そしてレアもの製品も見れたり、とても充実した3日間でした。

 次は10月に開催予定だそうです。私も都合が合えば是非とも行きたいですね。

 それではここまでお読みいただきありがとうございました。それでは主催の空転さん、その他スタッフの方々、本当にお疲れさまでした。

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