プラレールのゲーム製品シリーズ
このページでは、プラレールをモチーフとして制作されたゲーム製品を紹介しています。
1990年代
デジタルプラレール
リリース:1996年
対応機種・OS:Windows3.1、Windows95
開発:テクノブレイン・トミー
1990年代のWindows機種向けに対応していたジオラマゲーム。パソコンの中でプラレールのジオラマレイアウトを組み立てて遊ぶ。姉妹品として「デジタルトミカ」がある。
1998年に「デジタルプラレール」と「デジタルトミカ」を統合した「デジタルプラレール&トミカDX」も発売された。2000年にはWindows2000対応の「デジタルプラレール2000」が発売が告知されていたが、未リリースとなっている。
同じテクノブレイン社からは、プラレール要素を廃した「D.D.トレイン」というソフトも発売されている。
アタックプラレール
リリース:1998年
対応機種・OS:専用筐体(アーケードゲーム)
開発:ナムコ
ゲームセンターなどに設置されていたアーケードゲーム。筐体にハンドル型のコントローラーが設置されており、プラレールの運転士になってプラレールジオラマの線路を走行する。画面左上に電池(体力ゲージ)が設置されており、走行中に出てくるミッションをクリアすると補充され、尽きるとゲームオーバーとなる。
電車だいすき プラレールがいっぱい!
リリース:1998年12月23日
対応機種・OS:PS1
開発:トミー
PS1対応のプラレールのゲーム版。と言いたいところだが、内容は「電車でGO!」のごとく3DCGでモデリングされたリアルよりの線路をリアルよりの車両で走る運転シミュレーションゲーム。ゲーム内にプラレール製品のカタログが収録されているだけで、それ以外のプラレール要素は皆無。当時のプラレールで商品化されていない車種が収録されていたり、そもそも鉄道会社の許諾を得ていないなど、かなり迷要素が際立つゲームとなっている。
パソコンでプラレール
リリース:1999年8月10日(笛付きver.)
対応機種・OS:Windows95/98、Mac
開発:トミー
1990年代終盤に発売されたPCゲーム。極めて情報が少なく、収録内容の解明には至っていないが、運転シミュレーターやパズルゲームなどが収録されていた模様。基本版として「パソコンでプラレール」が、拡張版としてマイクと笛型コントローラーが付属する「ふえコントローラであそぼー! パソコンでプラレール」がある。
電車だいすきプラレールワールド
リリース:?
対応機種・OS:Windows3.1、Windows95、Mac
開発:トミー
こちらもブログ主がネットなどでプラレールゲームを調べていた際に偶然見つけた謎のプラレールソフト。Windows95対応であることから、1990年代の発売、パッケージからプラレールジオラマシミュレーター及びデジタル図鑑であることが伺えるが、それ以外の要素が全く不明なプラレールゲーム。
スポンサードリンク2000年代
プラレール・ピコ プラレールで遊ぼう!
リリース:2001年?
対応機種・OS:キッズコンピュータ・ピコ
開発:セガトイズ
1990年代幼児向け知育玩具の金字塔「PICO」とプラレールのコラボレーション。カセットの他に駅舎とハンドルが一体となったコントローラーが付属しており、それをPICOに接続して遊ぶ。駅舎型コントローラーにはなんとストッパー付き線路が設けられており、プラレールのレールと接続することが可能。もちろん、駅舎とコントローラーは連動しており、ゲームの中で列車が駅舎を発車・停車すると、現実のプラレール車両も発車・停車するという非常に凝ったギミックとなっている。
キッズステーション プラレール 鉄道ものしり百科
リリース:2002年11月14日
対応機種・OS:PS1
開発:アトラス
プレイステーション対応のプラレールゲーム。そのゲーム名の通り、メインコンテンツはプラレールのデジタル図鑑であり、その他おまけ程度にミニゲームが付く。しかし、デジタル図鑑の内容がやたらボリューミーでマニアックなのが特徴。「えきちょうさん」というプラキッズのおじさんキャラクターが案内役を務める。
プラレール~夢がいっぱい!プラレールで行こう!~
リリース:2002年1月31日
対応機種・OS:PS2
開発:トミー
2002年にPS2向けに発売されたプラレールジオラマゲーム。デジタルプラレールから続く、レイアウト組み立てゲームであるが、プラレール以外にもトミカ車両や道路、建物などを設置でき、プラレールレイアウトを越えた本格的なジオラマづくりが楽しめる。また、ジオラマアイテムはゲームの中で体に入れた「プラ」という貨幣で購入するシステムであり、やりこみ要素も組み込まれている。
このように、ジオラマシミュレーターという側面だけでなく、ゲームとしての面白さも備えており、プラレールゲームの最高峰と言っても過言ではない。
日本一周 僕はプラレール運転士
リリース:2004年
対応機種・OS:専用コントローラー
開発:トミー
2004年にトミーより発売されたテレビゲーム。CPUとソフトが内蔵された専用のコントローラーをテレビに繋いで遊ぶ。コントローラーは当時の鉄道車両に多かった、マスコンとブレーキのツーハンドル仕様で、かなり本格的な作り。日本一周を銘打っているだけあって、日本全国の車両を運転できる。
2010年代
ぼくはプラレール運転士 新幹線&蒸気機関車編
リリース:2010年1月5日
対応機種・OS:Wii
開発:タカラトミー
Wiiウェアとして発売されていたプラレール運転ゲーム。パッケージはなく、Wiiショッピングチャンネルからダウンロードして遊ぶことが出来た。Wiiリモコンをマスコン・ブレーキハンドルに見立てて遊ぶ。
歴代の運転シミュレーター系プラレールゲームであるが、遊べる車種が「N700系」と「C12蒸気機関車」の2車種のみという中々の中身の薄さである。
プラレール ~プラレールで遊ぼう~
リリース:2012年1月19日
対応機種・OS:PCブラウザ、アンドロイド、iOS
開発:NHN Japan
PCブラウザやスマホで遊ぶことのできたプラレールジオラマゲーム。基本版の「プラレール ~プラレールで遊ぼう~」と拡張版の「プラレール ~もっとプラレールで遊ぼう~」がある。講談社からガイドブックが出されるなど、結構力を入れていたようだが、2025年現在はサービスが終了している。
ぼくはプラレール運転士 新幹線で行こう!
リリース:2014年10月(初代)、2015年11月(プラス)
対応機種・OS:専用コントローラー
開発:タカラトミー
先述の「日本一周 僕はプラレール運転士」のバージョンアップ版と言える運転シミュレーターゲーム。基本的な内容は先代と同じだが、コントローラー本体に小型モニターが付いており、本体だけでも遊ぶことが出来るのが特徴。もちろん、テレビに繋げて大画面でも遊べる。
2014年に無印の「ぼくはプラレール運転士 新幹線で行こう!」が、2015年に「ぼくはプラレール運転士 新幹線で行こう! プラス」が発売された。初代のコントローラーはE5系の、プラスのコントローラーはE6系を模したものとなっている。
プラレール エコレールタワーをつくろう!
リリース:2019年12月17日
対応機種・OS:PCブラウザ、アンドロイド、iOS
開発:タカラトミーアイビス・ワオ・コーポレーション
タカラトミーの提供する知育アプリ「Family Apps」のコンテンツの一つ。リサイクル工場でごみの分別を行うミニゲーム。分別されたごみのうち、プラスチック類が溶かされてエコレールになる。
おうちでトミカ博 プラレール博
リリース:2020年?
対応機種・OS:PCブラウザ、アンドロイド、iOS
開発:タカラトミーアイビス・ワオ・コーポレーション
タカラトミーの提供する知育アプリ「Family Apps」のコンテンツの一つ。コロナ禍でトミカ博・プラレール博が開催出来ない中、ステイホームでも同イベントを楽しめるように提供が開始された。
動画やミニゲームなどのコンテンツが収録されている他、タカラトミーモールの特別ページに飛び、会場限定品を購入することも出来た。
コロナ禍が収まったためか、2023年春を最後にコンテンツの更新が止まっている。
スポンサードリンク同人ゲーム(タカラトミー非公式)
ここから先は、タカラトミー非公式の同人ゲーム・ソフトをご紹介します。
プラレールレイアウトシミュレーター
製作者:Toytrain
リンク
ウェブブラウザ上でプラレールのレイアウトを仮想的に組むことが出来るシミュレーター。
レールパズル
製作者:三谷純
リンク
コンピュータサイエンティスト・筑波大学教授の三谷純氏監修のレールパズルゲーム。三谷氏は2024年からタカラトミーの公式アンバサダーを務めている。
鉄道模型シミュレーター
製作者:三谷純
リンク
先述の三谷純氏が作成したレールシミュレーター。